スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Mary Rose-プロローグ

この物語はおそらく幻想です。――そんなはずがないだろう。
実在の人物や団体との関連性はありません。――だったら良いのにね。
「現実なのですか? ただの自己妄想でもなく?」
YES、全ては妄想であったという安い落ちは用意されていないようです。

九月の末頃。茹だるような夏の暑さに終わりを告げようしていた。
しかし今日も快晴だ。暑くはないが、そのかわりに少しだけ肌寒い。
雲ひとつない群青色に染まった天空からは、神々しくも慈愛に満ちているように暖かな陽の光が地上に降り注いだ。地上の全てを分け隔てなく包み込もうとする。
悠々自適に過ごしていた夏休みライフは瞬く間に去り、その後に控えた病室での闘病生活……、闘病と呼ぶには少しばかり大げさだろう。時間にすると10日ほどの滞在である。

現時刻では生徒が教室で授業を受けている。
現時刻では黒が盤上で劣勢に傾きつつある。
現時刻では猫箱の真相に誰も気付くことはない。

それと同時刻に――。少女は或る選択を迫られていた。

次の話>>
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

そうだったんですか

そうだったんですか。もしかしてPCを持ち込んでこのブログを……とかも思ったのですが、少し安心しました。

こめ返

そうですよぉ☆ ご心配をお掛けしましたw

これからもヨロシクお願いします_〆(>ω<)
プロフィール

松毬みのり

Author:松毬みのり

高校:1年生
性別:女
身長:152.7センチ
趣味:読書、物書き

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。